会社名を決める際のポイント!

 当たり前の話なんですが、会社設立するのに、その会社の名前(商号)を決めなければなりません。会社名によって、その会社のイメージが決定されるといっても過言ではないので、よくよく考えて思い入れのある名前にしましょう!

 

ポイント1 類似商号に気をつける!

 会社の名前は基本的には、自由に付けていただいて構わないのですが、例えば、他社がすでに使っているような名前は出来る限り避けるようにしましょう!とくにある程度有名な企業名などに似せたりすると、後で訴えられることがあるので絶対に避けましょう!
 有名な企業の名前でなくても、すでに同じ市区町村内で同じような名前の会社がある場合も避けたほうが無難でしょう。
 会社法が施行される前までは、そもそも同一市区町村内に似たような名前の会社が存在し、かつ、事業内容も似ているとそれだけで会社設立が認められませんでした。それが、会社法施行後は、全く同一の住所に類似の商号の会社がなければ、登記は認められるようになりました。
 ただ、だからといって、同じ名前にしてしまうと、余計なトラブルの原因にもなりかねませんので、このあたりは慎重に見極めましょう!

 

使用できない文字や記号に注意!

 会社名は自由に決めても言いといいましたが、法律上、会社名に使用できない文字と記号が存在しますので、これらを使うことはできません。

使用できないもの

 ○○銀行や○○学校など他の法律などでその使用を規制されている場合は、当然に使用できません。つまり、一般の方が、認可された学校なのかな?とか免許を持っている銀行なのかな?の誤解を招く恐れのあるものは使用できないのです。
 あと、いないとは思いますが、例えば○○殺人請負株式会社など、あきらかに公序良俗に反するような名前ももちろんダメです。
 上記のような場合以外であれば、基本的にひらがな、漢字、カタカナ、アルファベット、数字のどれを使っても構いませんし(ただし、半角英数字はダメ)、文字数の制限などもありません。
 ただ、記号については以下のもののみ使用が認められていますので、これら以外は使えないことになります。

使用できる記号

 「&」(アンパサンド)、「’」(アポストロフィ)、「、」(コンマ)、「−」(ハイフン)、「.」(ピリオド)、「・」(中点)
上記のものは使用できますが、名前の先頭や末尾には使用できません。